誰と一緒にキャンプに行きますか?

キャンプスタイル キャンプスタイル

基本スタイルの4種類

ひとくちにキャンプといっても、一緒に行く人や場所によって楽しみ方は人それぞれです。
人数の違いだけでなく、遊び方や準備するものなども変わります。
どんなキャンプスタイルがあり、スタイルごとの特徴や注意する点などについて、まずは代表的なキャンプスタイルをご紹介します。

ファミリーキャンプ

ファミリーキャンプは、家族みんなでテントの設営や食事の用意をしたり、屋外で開放的な空間での食事や焚き火の暖かさを感じたり、満点の星空に感動したりと街中での普段の生活では感じられない非日常を体験できます。

その非日常体験を通じてお子さまの感性を育みながら、一緒に行動し普段よりミュニケーションを取ることで家族のつながりを感じられることが魅力です。
普段は用意されたものを食べるだけの食事も、キャンプ場なら野菜を切ったり洗ったり、できることを教わりながら自分のやるべきことを見つけだす自主性を育む場になります。

また、普段お家の中でテレビゲームやスマホ漬けになっているこどもには、釣った魚をさばいて調理したり、近くの農園で収穫体験をしたり、昆虫採集や植物採集などキャンプの遊びを通して最高の食育や命に触れ合うなど、学びを体験することができます。

失敗も経験。子どもの成長を優しく見守って

刃物や裸火に接する機会が多いキャンプでは慣れないうちは怪我ややけどをしてしまうこともあるでしょう。だからと言って「やってみたい!」と言うこどもに危険だからと遠ざけてしまうと自主性も育たないうえに、目の届かない場所でさらに大きな危険に遭遇する恐れがあります。

お父さんお母さんが作業に集中しすぎると、子どもが他所に行ってしまって迷子になったり思わぬ怪我を負ってしまっても気づかないということになりかねません。子どもと一緒に作業することでそう言った危険を回避することにつながります。

時間がかかっても危なっかしくてもできる限り子供のやってみたい気持ちを尊重し、大怪我をしないよう注意し見守りながら一緒に楽しみましょう。

カップルでのキャンプ

カップルキャンプ

若い恋人同士だけでなく、若い夫婦や子供が独り立ちした熟年夫婦まで、日常を離れていつもと違う二人の時間が楽しめます。

読書やおしゃべりなどのんびりとした時間を楽しんだり、釣りや散策など軽いアクティビティを楽しんだり気心の知れたふたりだから気ままに自由に楽しめます。

二人だからこそお互いに思いやりを大事に

ただし、普段と違う不便な環境を楽しむキャンプではお互いの思いやりが必要です。険悪ムードになってしまうと二人だけしかいないのでお互い逃げ場がありません。イライラしないように余裕をもったスケジュールで焦らず気楽に過ごすよう心がけましょう。

グループキャンプ

グループキャンプ

会社の同僚や仲の良い家族同士など、たくさんのメンバーで行くグループキャンプは、家族やカップルではできないような、大きな焚き火や凝った料理、海や川でのアクティビティなどができるかもしれません。

グループキャンプのだいご味は何といってもワイワイにぎやかに楽しめるところです。

例えばチキンの丸焼きとか鯛やスズキの塩釜焼など、少人数だと手が出しずらい料理にも挑戦できます。

それに、他の人が持っているキャンプギアを見て、自分のものと使い心地を比べてみたりする絶好の機会になります。

ソロキャンプ

ソロキャンプ

車中泊、バイクや自転車でのツーリングキャンプ、公共機関を使ってバックパックひとつで出かけたり、必要なものを現地で調達するブッシュクラフトなどソロキャンプでも多岐に渡るスタイルがあります。

でも、どんなソロキャンプのスタイルでも共通して言えることが、誰にも縛られず好きな場所で好きなことをして過ごせることが最大の魅力です。

準備も自分の必要なものだけで十分で、食事もこだわることも簡単に済ませることも思うままです。

ひとりで行動するからこそ気をつけたいこと

ひとりで行くソロキャンプでは全て自分頼りです。誰も手伝ってくれる人もいません。慣れるまではグループキャンプで先達の教えを受けたり、設備の整ったキャンプサイトやソロキャンプに対応したキャンプ場で一通りのことができるようになるまでは自分のスキルに応じるように心がけましょう。

ソロキャンプに出かけるときには、親しい人におおよそでいいので「いつからいつまで、どこら辺に行ってキャンプをする」などの行動予定を伝えておきましょう。天候の悪化で帰宅できない時や万一の遭難の時に周囲に行き先を告げていればトラブルが深刻化しなくて済むかもしれません。

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